番外編 〜Malungの交通事情〜

スウェーデン人の心のふるさと「ダーラナ地方」。

森と湖、赤い家々。そんな地方の片隅に、Malung(マールング)は位置しています。(地図上☆のところ)

とにかく森があふれる田舎町。ダーラナの中心Mora(モーラ)までも車で一時間。

しかし、交通の便の悪さがたまに傷。最寄り駅までバスで2時間かかります。

学校のすぐ横に線路はあるものの、数年前に廃線。残された交通手段はバスか車の二択…


Malungへの一番簡単なアクセスは、BorlängeからDalatrafikという運営会社のバスに乗って2時間コース。

乗り場は駅に直結してます。学校最寄りの停留所は「Malung Folkhögskolan」。

白地に赤色の、観光バスぐらいの大きさのバスが、(かなりの確率で遅れて)やってきます。運転が荒く毎回車酔いしますが、Wi-Fiとコンセント完備!すばらしい。

チケットはバスの中で運転手さんから直接買うか(現金のみ)、窓口で買うか(現金もクレジットも可)、SJ(スウェーデン国鉄)のアプリ&HPで買うことができます(クレジットのみ)。ダーラナ地方の交通を司るDalatrafikのアプリでも買えるはずですが、私は試したことがないので分かりません…

私のおすすめはSJのアプリ。ほぼほぼ全てのバス&電車のチケットが、このアプリで入手できます。

チケットが入手できたら、運転手さんにチケットもしくは画面をみせて、行き先を伝えます。座席は自由。バスが発車してからはWi-Fiへのアクセスが非常に難しくなるので、発車前にWi-Fiを確保しましょう。

降りる際には降車ボタンを押します。


学校の停留所前はこんなところ。

もしここのフォルクにいらっしゃるなら、Yttermalungという停留所をすぎたぐらいで、降りる準備を始めるといいと思います。

見ての通り窓口も券売機もなーんにもないので、ここからバスに乗る際には、SJのアプリで買っておくか(クレジット)、バスの中で買いましょう(現金のみ)。


ボーレンゲとは反対方向に進めば、ノルウェーやヨーテボリ方面に。たくさん乗り換えしなきゃいけませんが、行けますよ!ノルウェーもヨーテボリも!


最後に難易度☆☆☆、お得度☆☆☆の交通手段をご紹介しましょう。

ずばり、ヒッチハイクです。

スウェーデン人たちは顔をしかめて「いや、無理だよ…今の時代する人いないよ」と言ってましたが、リトアニアの子が試して、2度成功していました。

リトアニアでは今でも割とポピュラーだそうです、ヒッチハイク。

ちなみにスウェーデン語でヒッチハイク(動詞)は"lifta"。何かのときにお役立てください。

それでは。

三日坊主の気まぐれスウェーデン日記

大学でもない、語学学校でもない! 「おとなの幼稚園」folkhögskola(フォルクフーグスコーラ)での語学留学生活をお届けします。

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